マレーシアへの交換留学
石山 周太郎さん
農学部 農学生命科学科
留学期間:2024年10月~2025年7月
留学先:UPM(マレーシアプトラ大学)
留学先大学について
UPM(マレーシアプトラ大学)は、クアラルンプール近郊に位置しており多くの学部を持つ総合大学です。前身が農業の学校であるため農学部が活発です。私の所属してた学部は森林学部で、大学の保有する広大な演習林でフィールドワークがしばしばありました。留学生は欧米からアジアまで多くの国から来ています。現地の学生や教授の方々は全員優しく受け入れてくださり、寂し思いをすることはありませんでした。また留学生のためにイベントが多く企画されており、留学生同士の交流も盛んです。

学習面について
大学の講義は、講義にもよりますが座学と演習がセットで行われることが多く、基本的に英語で開講されます。演習の際、現地学生への説明のためマレー語が用いられることがありますが、別途英語でも説明をしてくれます。また現地学生に聞くと親切に教えてくれるのでそこまで心配することはないです。講義によってはディスカッションが主であったり、パワポでの発表が主であったりなど様々です。私の履修していた講義ははフィールドワークに行ったり、実験などをしたりすることが多く、ディスカッションなどは少なかったです。
生活について
クアラルンプール近郊であるため、電車に20分ほど乗ると首都の中心街に到着します。そのためとても利便性が良く、運賃も安いです。またGrabと呼ばれる配車サービスも充実しており、比較的安く様々なところに行くことができます。
現地の食事はNasi LemakやNasi Goreng、Roti Canaiなどをよく食べており、1食15RM(約500円)ほどで食べられます。外食でこのくらいの値段なので、自炊をすればもっと安く済ませることができると思います。
住居は大きく分けて、大学内に住むか、大学外に住むかの2択になります。私は大学外のコンドミニアムを借りて住んでいました。

留学で得たこと
様々なことが得られたと思います。例えば、海外で暮らすという経験だったり、海外の人とのつながりであったりです。しかし、私個人の意見にはなりますが、私が得たことは私自身に対する理解です。留学前までは海外で働きたいなど漠然と考えていた部分がありましたが、実際に行ってみて将来のキャリアに対して冷静な目で見ることができるようになったと思います。また、私自身、様々な症状で病院にもかかっていたので私自身の限界に対する理解も深まりました。
後輩へのアドバイス
必ずしも留学に行くべきとまでは言えませんが、少しでも行きたいと思っているなら行くべきだと思います。何かしら得られるものは必ずあるはずです。今回私は交換留学という形で留学させていただきましたが、留学の種類や国など様々なので、まずは情報収集をし、よりよい留学を目指してください。応援しています!

